藍色の空間

魂にメスはいらない

『人の心はどこまでわかるか』

心の問題集&回答集!!悩み、傷つく心を知ると、自分も他人も見えてくる!!人間の心がいかにわからないかを骨身にしみてわかっている「心の専門家」である著者が、「人の心とは何か」に心理療法の現場から答える!! (Amazonより) 人間の心がいかにわからないか…

『嫌われる勇気』

本書は、フロイト、ユングと並び「心理学の三大巨頭」と称される、アルフレッド・アドラーの思想(アドラー心理学)を、「青年と哲人の対話篇」という物語形式を用いてまとめた一冊です。欧米で絶大な支持を誇るアドラー心理学は、「どうすれば人は幸せに生き…

そんな残酷なことはしなさんな

人との関わり合いの中で、時として「仕返し」をしたくなる瞬間がある。 過去に自分がお付き合いをしていた人達を思い返すと、見事に包容力のないタイプの人ばかりで、もしも今逢えたなら(逢いたくないが)仕返しの1つもしたいと思ってしまう。 幾年も経っ…

『大人の友情』

あなたは友人の出世を喜べますか? 人はなぜ裏切るのでしょう? 夫婦、男女、そして上司と部下の友情とは? 人生を深く温かく支える「友情」を、臨床心理学の第一人者が豊富な経験と古今東西の文学作品からときほぐす、大人のための画期的な友情論(Amazonより…

『こころの処方箋』

「耐える」だけが精神力ではない。心の支えは、時にたましいの重荷になる。――あなたが世の理不尽に拳を振りあげたくなったとき、人間関係のしがらみに泣きたくなったとき、本書に綴られた55章が、真剣に悩むこころの声の微かな震えを聴き取り、トラブルに立…

『マンガユング「心の深層」の構造』

河合隼雄先生の本を読むとき、やはりユングの分析心理学のことは通らないではいられない。 が、しかしいきなりユングの著書を読んでも、専門家ではないのでそう簡単には理解できない。 当著書は、ユングの生涯を漫画で描きつつも、ユング心理学を分かりやす…

『魂にメスはいらない』

つまずくこともある。病むこともある。自分の内にありながら、どこかとらえどころのない人間の心。“魂の医者”カール・グスタフ・ユングがひもといた人間心理の謎を、日本を代表する“こころの専門家”と“こころの表現者”が、深い独自のまなざしでたどり、見つ…

エンブレムは私を救うか

「トロフィーワイフ」という言葉があるが。 成功した男性が“勝ち組”であることの証のように側に抱く、若くて美貌に恵まれた妻のことをいう。 その「トロフィーワイフ」でもないのだけれども、誰しも「エンブレム」を欲しているのではと今朝方思いついた。 い…

気づくためには「時」が必要

最初の記事で「気づき」を得たい、というようなことを書いたけれども、それはいつでも得れるものとは思っていない。 とあるきっかけで、本棚をひっくり返し、昔読んだ河合隼雄先生の本を手に取ったが、以前に読んだ時にはなんとも思わなかったことがグイグイ…

それを生きてみる

当ブログの説明文に用いている「魂にメスはいらない」は故河合隼雄先生の著作のタイトルである。 たくさんは読んでいないが、河合隼雄先生の本には何度となく「気づき」を与えられてきた。 掲題の「それを生きてみる」はその河合隼雄先生が割と頻繁に口にさ…

優等生ではいられない

子供の頃から脆弱ではあったけれども、そこそこ“いい子”だったのだという自覚はある。 軟弱だけどいい子。 でも振り返ると、いい子の反面脆さを抱えた私は社会に出た途端に破綻したように思う。 今思えばそこから“旅”は始まっていたのだろう。 時折顔を覗か…

自分を知りたい

「自分を知りたい」ということには様々な意味合いがあると思うが、私がこの場(当ブログ『藍色の空間』のこと)で用いるのは、自分の深層心理についてフォーカスを当て、焦点を定めたいという、いささかややこしい作業のことを指す。 では、なぜ自分を知りた…

誰もよりつくことのない、薄暗いうっそうと繁った木々の中、無言の、やる気を放棄しているのを雄弁に語っている沼がありました。 沼には魚などいません。 微小の生物すらいません。 その暗い沼の水底で、私はひたすら眠っていました。 二度と目覚めない決意…